
湖のそばで、深呼吸する休日。
愛犬と1泊2日で巡る琵琶湖
Water, food, craft and a slow journey with dogs.湖を眺めた、その先に。この土地の暮らしがある。
水面のきらめき、山から届く風、里の食卓。
琵琶湖の西側を、愛犬とゆっくり旅する。
今回の舞台は、湖西・高島。景色を見て終わるのではなく、何が育ち、どんな食が生まれ、人がどう暮らしてきたのかにも目を向けて。土地のことを知るほど、いつもの散歩や一皿の料理が、旅の記憶になっていきます。

LAKE BIWA / IMAZU急いで一周するより、
ひとつの土地を、
ゆっくり知っていく。
旅の前に知りたい、琵琶湖という場所。
滋賀県の真ん中に広がる、日本最大の湖・琵琶湖。山から川、田んぼ、集落、湖へ。自然と人の営みがつながる風景を、湖西・高島からたどります。
湖の風を感じる。里の味に出会う。暮らしを知る。
- Ancient lake
- 400万年以上の歴史。滋賀県の約6分の1を占める湖。
- Our destination
- 湖西・高島。マキノ、今津、安曇川、新旭、高島、山あいの朽木へ。
- Water & life
- 自然と暮らしをつなぐ「琵琶湖システム」は、2022年に世界農業遺産に認定。

湖のそばには、暮らしがある。
湖魚を食べること、米を育てること、水を大切に使うこと。景色と食と文化が、別々ではなくつながっている。それが、この旅で触れたい琵琶湖の個性です。
高島では、湖畔の開放感と里の暮らしの近さを、ひとつの旅で味わえます。湖沿いの今津・マキノ、水と食の文化に触れる新旭・安曇川、山の物語が残る朽木。それぞれの表情を楽しんでみてください。
滋賀県|琵琶湖システムとは?写真:近江舞子の湖畔(大津市)湖から、山から。土地を味わう六つの入口。
名産品を選ぶだけでなく、その背景もひと口。湖魚、発酵、米、山の実り。高島の食卓から、この土地を知っていきましょう。

鮒ずし
塩漬けにしたフナを米とともに発酵させる、滋賀の伝統食。酢飯を使う寿司とは異なり、熟成による酸味と香りが持ち味です。まずは少量から、その土地ならではの味に触れてみて。
農林水産省|うちの郷土料理・ふなずし
ビワマス・小鮎
琵琶湖固有のビワマスは、地域に根づいた魚料理を知る入口。「アメノイオご飯」という炊き込みご飯にも使われます。小鮎の佃煮など、湖魚を日々の食卓に生かす知恵にも注目です。
滋賀・びわ湖観光情報|ビワマス
近江米と地酒
近江米は滋賀を代表する農産物のひとつ。高島では、米と豊かな地下水、冬の寒さを背景に酒造りが続いています。湖だけでなく、その周りに広がる田んぼも旅の風景として眺めてみてください。
びわ湖高島観光協会|物産品・食特集
高島とんちゃん
味噌や醤油をベースに味つけした鶏肉の郷土の味。豚肉ではない、というのも面白いところです。名物を一皿選ぶなら、土地の日常に近いこんな味も旅の楽しみに。
びわ湖高島観光協会|物産品・食特集
鯖寿司と栃餅
朽木は若狭と京都を結ぶ鯖街道の道筋。海から届く鯖を使う寿司と、栃の実を生かした栃餅に、山あいの食文化が見えます。湖の魚だけでは語れない高島の一面です。
びわ湖高島観光協会|物産品・食特集
アドベリー
安曇川で育てられるアドベリーは、6月が収穫の季節。生の実に出会える時期は限られますが、ジュースやお菓子なら旅の思い出を持ち帰れます。地域の名前と一緒に覚えたい特産品です。
高島市|特産品・野菜と果樹郷土料理は飼い主向けの紹介です。犬用メニューや同伴できる席は各店でご確認ください。料理・食材の写真は一例で、特定店舗の提供内容ではありません。
水を使い、暮らしをつなぐ。
水路を流れる水も、肌にふれる一枚の布も。土地の風土は、暮らしの工夫と手仕事の中に残っています。

湧き水を、暮らしの真ん中に。
針江では、湧き水を「生水(しょうず)」と呼び、家々の「川端(かばた)」で生活に使ってきました。水路のある風景は、今も暮らしが続く場所です。
水を使う人と、その先へ流れていく水。その関係を思いながら眺めると、湖畔の旅が少し深くなるはずです。
びわ湖高島観光協会|針江生水の郷風土が育てた、高島の手仕事。
旅先で手に取るものにも、地域の物語があります。持ち帰る一品を、その背景から選んでみませんか。
- TEXTILE
高島ちぢみ
強く撚った糸から生まれる、細かな凹凸「シボ」。肌にまとわりつきにくい生地をつくる工夫が、高島ちぢみの特徴です。手に取る一枚から、地域に根づく織物の仕事を知ることができます。
- BAMBOO
高島の扇骨
扇子を支える竹の骨「扇骨」も、高島の伝統産業。約300年の歴史を持ち、竹を細く割り、整える工程が、扇のしなやかな開閉を支えています。
- OLD ROAD
朽木と鯖街道
若狭から京都へ、海の幸を運んだ道。朽木に伝わる鯖寿司は、人と食が山を越えて行き来した歴史を感じさせます。山あいの寄り道を加えると、湖の町の見え方も変わります。

予定を詰めず、湖西に一泊。
愛犬と過ごす、1泊2日の時間割。
車移動のモデル案です。宿を先に決め、天気や混雑に合わせて、省ける余白を残しておきましょう。
里の味から、湖畔へ。
- 昼前高島・安曇川
まずは土地の味に出会う
犬同伴の席を確認した店で昼食を。郷土料理を選んだり、アドベリーのお菓子を探したり、食から旅を始めます。
- 午後今津・マキノ方面
湖を眺める休憩をひとつ
利用予定の宿や湖畔施設に、犬と過ごせる範囲を確認。水辺を眺める時間をつくり、無理に次の目的地を増やさずに。
- 夕方予約した宿
早めにチェックイン
愛犬が部屋に慣れる時間を取り、夜はゆっくり。夕食で湖魚や近江米を選べるか、予約時に聞いておくのも楽しみです。
並木を眺め、里をあとに。
- 朝宿の周辺
朝の風景を楽しむ
宿周辺の案内に沿って短い散歩へ。朝食とチェックアウトの時間を確保し、一日の最初から急がずに。
- 午前マキノ
メタセコイアの並木へ
並木沿いの散策道から季節の景色を眺めます。撮影のために車道へ出ず、駐車は指定の駐車場へ。現地の同伴ルールも確認します。
- 昼過ぎ帰路へ
土地の味や手仕事を持ち帰る
事前に選んだ店で、佃煮や地域のお菓子、織物をおみやげに。朽木へ寄る日は、ほかの予定を減らして移動に余裕を。

湖畔で過ごす場所も、事前に選ぶ。
観光協会のキャンプ場ガイドでは、高木浜・知内浜オートキャンプ場がペット同伴可として案内されています。
- 日帰り利用・予約の要否
- 犬と過ごせる区画や水辺の範囲
- 同伴できる犬のサイズ・頭数
湖畔すべてを同じ条件で使えるわけではありません。利用する施設の案内を確認してから出かけましょう。
びわ湖高島観光協会|キャンプ場ガイドこの土地で、愛犬と過ごす場所。
地域のことが少しわかったら、泊まる場所や立ち寄る場所を探してみましょう。高島周辺の掲載施設を種類ごとに絞り込めます。
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